小浜消防署雲仙分駐所 はしご車を更新しました
令和6年2月13日、小浜消防署雲仙分駐所のはしご車を更新、運用を開始しました。
更新車両は、昨今の雲仙温泉街の沿革、小浜消防署雲仙分駐所の2名の少数勤務体制や過去の出場状況を踏まえながら、将来的に多方面へ活用していくことを視野に入れ、迅速、安全、有効に活用できる車両としました。
従来の機能に加えて最新機器を搭載!
~はしご車とポンプ車の2台の機能を1台で兼ね備えるものへ~
- 先端を屈折することにより電線などで近づけなかった建物への接近できるようになりました。
- 900Lの水槽を設置することで火災時に最も重要な初動での早期放水が可能となります。
- 中高層建物に対する放水だけでなく、住宅などの一般建物にも対応できます。
- バスケット先端に電動式の放水銃を搭載。バスケットに隊員が搭乗していなくても自動で放水が可能です。
- CAFS(泡消火)装置も搭載され、危険物火災や車両火災などの油火災にも対応できるようになりました。
こんなところも変わりました
- 車体は全長8.7m、全幅2.5mと若干大きくなりました。
- 作業半径(はしごが届く範囲)は10mと広がり、最高はしご高さは21mと旧車より5m高くなりました。
- バスケット最大荷重は200kgから400kgに大幅拡大。
今後は、火災による初動の迅速化が図られ、また多種多様な災害に対して幅広く運用することで、市民の生命、身体、財産の保護に繋げていくことを期待します。