高規格救急車(令和5年1月配備)に『ブラインド型車両搭載情報板(電光掲示板)』を設置しました

 諫早消防署(諫早市鷲崎町)において、令和5年1月23日より運用が開始されている新しい救急車に長崎県内で初となる『ブラインド型車両搭載情報板(電光掲示板)』を設置しました。
これは、救急車の後方の窓に設置された高輝度のLED表示器で、周囲に救急隊の様々な活動状況を視覚的に情報発信することで、市民の皆様に対して理解を深めるとともに、よりスムーズな現場活動の手助けとなるものです。

例えば、
①安静が必要な傷病者の搬送中でスピードが出せない時の後続車に対する配慮や注意喚起
②傷病者への処置や医療機関の選定や病院連絡などを実施している中で救急車がなかなか現場を出発しないという付近住民の皆様へのご案内
③交通事故防止のための注意喚起
④濃霧による視界不良の中で活動する際の注意喚起
⑤バリアフリー化として聴覚に障害を持つ方などへのご配慮
などを目的としています。

傷病者搬送中
医療機関の選定や病院連絡の実施中
ブレーキを踏んだ際の注意喚起
救急出動中
右折時の表示(1)
右折時の表示(2)
昼間のLED表示の様子(動画)
夜間のLED表示の様子(動画)

今後ますます高齢化社会が進み、増加していくことが予想される救急活動において、傷病者や救急隊員のみならず地域住民の安心と安全を守り支える高い効果を期待しています。